3級の頃からよく出る決済用預金(金融資産運用設計)
FPの勉強をはじめるまで聞いたことがなかった、決済用預金。
試験には「預金保険制度で全額保護される」ことを覚えているかどうかが問われることが多いです。
FP2級より先は、どういう預金か、はもう知っている前提での問題が出ます。
教科書には、無利息、要求払い、決済サービスができる、という3つの条件を満たした預金ですと書いてあります。
試験勉強だけではピンとこない決済用預金
使ったこともないのでピンとこないし、覚えにくかったです。
金融機関に勤めている方なら、実務経験から体で覚えている感じで、楽勝なのかな。
要求払いというのは、随時払い戻しができることです。
決済サービスとは口座振替などのことです。
(マンション管理組合がお金の管理に使ったりする)
上にリンクを貼った三井住友銀行では、「普通預金に関する無利息特約」というのを申し込めば作れて、個人なら使い方もほとんど普通預金と変わりません。ATMも使える、預け入れは1円以上1円単位で便利そうです。
お金持ちの人なら、利息がつかないだけなら選択肢としてあるのかも。
預金保険制度では1,000万円まで
日本の金利は安いので現金をタンスにしまっている、いわゆるタンス預金が多いと聞きますが、これはプライベートバンクがわりにできるのでは、と思ったりします。
ところで一般の預金は、預金保険制度で守られますが、1金融機関につき1,000万円までなので、その何倍ものお金持ちの人は、決済用預金について知っててもいいのかもしれません。
(金融機関が破たんしても預金は1,000万円まで守られる)