ゆうちょ銀行の通常貯蓄預金では10万円がわかれみち(CFP®いっしょにがんばろうぜ金融資産運用設計)
ゆうちょ銀行はその歴史もあって金融商品が個性的です。
銀行の普通預金とほぼ同じなのが通常貯金。
そのお兄さん的存在が、貯蓄預金なのですが、面白い特徴があります。
これが商品紹介ページですが、タイトルのすぐ下に簡単に説明があります。
引用してみましょう。
10万円以上残高があれば、通常貯金よりも有利な利子がつく、出し入れ自由な貯金です。
つまり、口座残高が10万円を切ってしまうと、利子が少なくなってしまうのです。
ところがマイナス金利政策のせいで?
ただ、今は面白いことが起きていて、10万円未満の金利と、10万円以上の金利とが同じなのです。
ゆうちょ銀行のホームページから、金利一覧というところをみてみましょう。
通常預金、そして2パターンの通常貯金預金の金利がすべて0.001%です。
日本の政策金利は、ほぼゼロの今、ゆうちょ銀行もこれ以上金利を下げられないと判断したのでしょうか。
10万円未満でも金利が10万円以上の人と同じだから、お得だとはとても考えられないですね。
むしろ、10万円以上の人が損をしているような気持になってしまいます。
でも、ルールは最初に書いた通りなので、政策金利が上がればルールどおりになっていくはずですし、もし試験に出てもそう答えなくてはいけません。
ちなみに、このすぐ下に定期預金の金利も書いてありますが、6か月以上から10年(5年と10年は参考値)すべて0.01%です。
(;'∀')